11月4日~6日 平泉と松島をセットで2泊3日の旅に行きました。平泉は昨年世界遺産に登録され、紅葉の季節でもあり混雑が予想されます。
行程は、
仙台空港は昨年の震災の後、復興の重要拠点の一つとして早くに再開し、便数も以前同様に回復していますが、伊丹から乗った飛行機は写真のような小さなものでした。
仙台空港着は、12:00 早速レンタカーを手続したのですが、これが間違いでした。空港の近くには、昼食をとる処がありません。仕方がないので塩竈まで30分ほど走って、地元の有名店らしい「亀喜寿司」に入りました。
亀喜寿司では、「季節の盛合わせ」を頂きました。これはすごく旨かった、特に「ブドウエビ」が実に旨い。しかし、日曜日ということもあってか店内は大変混雑していて、昼食に約50分を費やしてしまいました。
松島まではもう近いのですが、PM3:00の観光船(最終便)にギリギリ滑り込みになってしまいました。
松島は、多くの島が昨年の地震の津波を和らげ、被害はこの地域としては最小限で済んだそうです。
観光船のチケット
この日の宿は、「小松館好風亭」、露天風呂付きの和洋室にしました。宿は海際の丘の斜面に立ち、部屋からも大浴場からも、蠣養殖が広がる海の眺望が望めます。穏やかでのんびりと出来ました。男性の大浴場に露天風呂はなかったのですが、女性用には露天風呂があるそうです。
AM6:10頃(大阪より20分ほど早いかな?)きれいな朝日を拝んで、そのあと福浦島と五大堂を散策。
9:30位に宿を出発、大郷町を経て大和ICから東北道で平泉を目指す。
11:00に少し前に中尊寺に到着、月曜日だというのに観光バスが次々に到着している様子。やはり紅葉のシーズンだからでしょうね。
天気も良く、境内のそこここで青空に映える紅葉が見られました。
讃衡堂(宝物展示)では、音声ガイドを貸し出していますが、讃衡堂内の展示物だけではなく、金色堂他の建物もガイドがあるので、こちらに先に入るべきでした。
昼食は、4号線を前沢方面に15分ほど走って、「前沢牛オガタ 味心」 小形牧場直営のレストランです。ちょっと贅沢に前沢牛のステーキを堪能しました。
前沢牛オガタの情報は、こちら、「小形牧場のホームページ」。
紅葉と絶壁を見上げながらの舟行、砂鉄川の緩やかな水音が心地よく響きます。水面では、鴨や鯉が船を追いかけてきます。
ここの舟下りの特徴は乗船券にもあるように往復運航ということだそうです。船着き場を出て、獅子が鼻の岩の手前まで、竿を使って渓谷を遡ります。
水の流れは穏やかですが、約40人を乗せているのでゆっくりとしか進みません。船頭さんの軽妙なおしゃべりも次第に途切れがちになります。帰りの船頭さんは、おしゃべりにも余裕が出て、自慢の「げいび追分」の名調子も聞かせてくれます。
船頭さんによると、今年の紅葉のピークは3日前に終わったんだそうです。強風で、もみじが吹き飛ばされて、来年風の吹く前にまた来いとの冗談でした。
到着が4時頃になり、もう暗くて紅葉がきれいに見えませんでした。
二日目の宿は、「そば庵しづか亭」 平泉から近いのが魅力でとったのですが、温泉が期待以上によくて大満足です。露天風呂もしっかり、少しぬるめの湯で長湯ができました。
しかし、この宿の場所は、WiMAXがつながりませんでした。
残念ながら朝から雨、いくらか小降りになったところで宿から車で10分位の「達谷窟毘沙門堂」に行きました、その後さらに10分位で「厳美渓」に着きます。
達谷窟毘沙門堂は、達谷西光寺の中にあり坂之上田村麻呂の霊跡とのこと、鳥居があったり磨崖仏があったりと少し変わったお寺です。
雨の中、水量が増した渓谷は見ごたえがあります。もみじが、雨に洗われてきれいでした。
厳美渓からは、一関ICに出て、東北道を通って仙台空港に直行。空港近くにはガソリンスタンドが無いので、4号線に出てレンタカーに給油、約330km走って10L…さすがプリウス燃費がいい。
仙台空港では昼食に牛タン定食を頂き、飛行機の時間を待つことにしました。
雨はさらに激しくなって来ていましたが、伊丹空港に帰り着いた時には、既に雨が上がっていました。