長い旅行ができるようになって、まずは北海道に行ってきました。
舞鶴港からフェリーで小樽に入り、北海道を時計回りに走り出しました。道北・道東から道央までのドライブ旅です。
9月1日夕方大阪を出発、今年開通した京都縦貫道を通って舞鶴港に向かう。途中道の駅「京丹波 味夢の里」で簡単な夕食をとる。フェリーの出港は0:30、これから20時間の船旅。夜が明けて2日目は船上で過ぎ、再び日が沈んでから小樽に到着する。
船内は映画館やらレストランやら設備も充実していてミニコンサートまであり、退屈することは無い。特にお風呂はいいね、乗ってすぐ入り、翌日も夕食前に入った。存外に広いんです。
小樽に到着後、港近くのホテルグランドパークに入って2日目が終了。明日から北海道ドライブが始まります。
小樽を出発、国道231号で海岸線を走るオロロンラインにでる。留萌市までは国道231号、その北は国道232号になる。北に行くほど直線区間が多くなる道でした。
300km弱を走り、天塩町でようやく海岸線を離れ、豊富温泉に宿をとった。ここの温泉はオイルの臭いがする変わった温泉、あまり好きにはなれませんでした。
この日はサロベツ湿原を歩きますが、途中から雨が降ってきました。バンケ沼付近ではかなり激しく降っていました。
午後トナカイ牧場を見た後、オロロンライン(この辺は道道106号線)を稚内に向かいます。この道もまた直線が続いていました。
稚内での宿はビジネスホテル「ドーミーイン稚内」。部屋はそんなに広くないが大きなベッドがしつらえられてあって、屋上には天然温泉露天風呂まである快適な宿でした。
翌5日の朝はきれいに晴れました、ガソリンスタンドで洗車して出発です。
ノシャップ岬の沖に上の方に雲がかかった礼文島が見えました。今回は礼文利尻には行かず、宗谷岬を回ってオホーツク海沿いを走ります。
翌朝、宿と近くのスキー場は深い霧に包まれていましたが、美深の町に着いた時には良く晴れていました。今日は道央道から旭川紋別道と高速道路を走ります。途中、上川層雲峡ICでこの先火災発生ため通行止めで高速道路を下ろされてしまいました。正面に見えていた山は大雪山だと思います。
この日は、サロマ湖・網走を過ぎて知床半島の付け根ウトロまで走りました。宿は「知床ノーブルホテル」、ここで2泊します。露天風呂からの眺めがよい宿でした。
絶好のハイキング日和になり、大ループを歩きました。
知床五湖を散策した後は、カムイワッカの滝に向かいます。この道はダート、この道では野生動物がすぐ近くに現れます。
ウトロに戻って今度は観光船で海から知床半島を眺めました。ダートコースを走った車は、宿の駐車場で水道を使わせてもらって洗いました。
次の日はウトロから少し戻ってオシンコシンの滝・天に続く道を見た後知床峠を超えました。宿は峠を越えて少し行った「らうす第一ホテル」にとってありましたが、野付半島まで行きました。トドワラの風景は間もなく風化して無くなってしまいそうです。ネイチャーセンターからは国後島がまじかに見えていました。らうす第一ホテルは肌がすべすべになる、とても心地よい硫黄温泉でした。
中標津をゆっくりドライブ、昼食後摩周湖へ向かう。摩周湖の北にある神の子池、屈斜路湖を半周して美幌峠に巡り、戻って川湯温泉「川湯観光ホテル」に宿をとった。硫黄の香り漂い温泉気分たっぷりだが、酸性が強くて肌が痛いくらいでした。
夕刻空は曇っていましたが、星空観察会が実施されるとのことで参加してみました。夏の大三角形など明るい星は十分に観ることができました。
宿近くの硫黄山では降っていませんでしたが、摩周湖を過ぎたころからぽつぽつと降り始め、阿寒湖では本降りの雨。アイヌコタンに車を止めて、奈辺久で昼食を取り阿寒湖観光は無しでオンネトーに向かった。オンネトーでは幸い雨は上がっていました。
再び雨の中三国峠を越えて、旭川に行きます。この先の天気が3日間雨の予報のためその間旭川に留まることにしました。宿は「ホテルラッソグランデ旭川」、日帰り温泉「みなぴりかの湯」併設で、駅近くにあって食事にも便利でした。く
この日は旭山動物園に行きました。一日中どんよりと曇っていましたが、雨は降りませんでした。
動物園の後は、雪の美術館(スノーミュージアム)に寄ってから宿に帰った。夜も雨は降らず、カニを食べに出かけました。
次の日は美瑛をドライブしました。ときどき雨が降ってきましたが、激しい降りにはなりませんでした。
この日は雨が降りしきる中、国道39号線を走って層雲峡に移動です。途中北の森ガーデン内のアイスパビリオンで、-41℃の極寒体験はちょっと面白かった。層雲峡では、双瀑台を少し歩いてから、3:30頃に「層雲峡グランドホテル」に入りました。。明日は晴れる天気予報が出ています。
久々に晴れたまぶしい朝でした。今日は黒岳を登って、日本で一番早い紅葉を見に行きます。
ロープウェイとリフトを乗り継ぎ七合目到着。ここから急傾斜の登山道を登りますが、休んでばかりで頂上まで2時間少々かかりました。普通は1時間半位だそうです。
頂上は雲に覆われていましたが、やがて雲が切れて、きれいな草紅葉を見ることができました。
下りは約1時間半、リフトで五合目まで戻ってロープウェイ五合目駅で遅い昼食を取りました。15:30ようやく下山、再び国道39号線を走り、大雪ダムから国道273号線で三国峠を越えます。今回はいい天気で、阿寒方向になるのかの雄大な景色が観られました。
今日の宿は糠平湖畔にある「山の旅館 山湖荘」、部屋に囲炉裏がついている民芸調の宿でした。
今日は旧国鉄士幌線の遺構のアーチ橋群を見に行きます。その代表であるタウシュベツ川橋梁は、通行規制のある林道を通らないと行けないので、上士幌町の森林管理署まで行って「通行許可証」と「鍵」をもらいに行く必要がありました。
タウシュベツは大変人気の様子で、昼に許可証を返しに行った時には、次の方が役所の駐車場で返却を待っていました。
「星野リゾートトマム ザ・タワー」に2泊します。この日は朝4時半に起き雲海を観に行き、その後旭岳に登り紅葉が始まっている自然探勝路を散策しました。
旭岳からの帰りに富良野に寄りました。富良野といえばラベンダーと考えて、ラベンダー畑の代表格で「ファーム富田」に入りました。しかしラベンダーの時期には少し遅かったようです。
午前は富良野でホーストレッキングにトライしました、乗馬は全く初めてでしたが楽しいものでした。午後釧路まで移動です。道東自動車道 占冠ICから白糠まで快適なドライブでした。釧路の宿は「ラピスタ釧路川」。
釧路湿原カヌー下り、塘路湖からカヌーに乗り水路を抜けて釧路川に出て細岡まで、穏やかな流れの中をゆったりと行きます。カワセミがカヌーの近くを何度も飛び交っていました。
この日は移動日です。道東自動車道を占冠まで行ったところで高速道路を降りて道の駅で昼食。朝からの雨がここでも降り続いていたので、どこも寄らずに再び高速道路に入りました。千歳で道央自動車道に合流、札幌から札樽自動車道に入り小樽まで行きます。国道393号線を進み、キロロリゾートまで、約360kmを移動、ここでも雨が降っていました。
数日前から家内の歯の具合が悪いのでこの日は札幌の歯科医院に行くことにしました。医院は白い恋人パークのすぐ傍でしたが、この日は日曜日でシルバーウィークの中、診察の後では駐車場なんか長蛇の列でとても入れはしません。
医院近くのレストラン絵地尊(エジソン)で昼食を済ませ、小樽の町に行ってみましたが、ことらも大変な人出で混雑していました。駐車場も見つからず、早々にホテルに戻りました。
キロロスキー場のゴンドラリフトで朝里岳に登り周辺を散策、ここは余市岳への登山道の出発地点でした。
今日は積丹に出かけました。神威岬、島武意(しまむい)海岸ともに多くの人出でにぎわっていました。広い駐車場が車やバイクでほぼいっぱいになっていました。
ホテルへの帰りに余市のニッカウヰスキー前を通るのですが、駐車場に入る車の列で渋滞ができていました。
今回は小樽市塩谷でシーカヤックに乗ります。シーカヤックツアーのショップ「ブルーホリック」で、塩屋海水浴場から青の洞窟までを往復するコースです。釧路湿原のカヌーとは違って、風や波の影響が大きく疲れました。
キロロリゾートに帰ってセグウェイを体験、舗装された場所での操作練習だけで時間のほとんどを使ってしまい、林間コースには100m程入っただけで終わりになりました。
さて、今回の旅行はここまでとして、今日有珠山に行って、今夜苫小牧から敦賀に向かうフェリーを予約しました。
15:00頃有珠山を降りて、洞爺湖温泉・虻田洞爺湖ICから 道央自動車道で苫小牧東へと走ります。ウトナイ湖に寄ったが既に18:00、日は沈んでいました。苫小牧東港のフェリー出港は23:20、夕食後港に向かい乗船後風呂にゆっくりと入れました。
北海道の旅、三週間回りましたが、まだまだ見ていないところがたくさんあります。できるだけ早く、もう一度やって来たいものです。