石見銀山が、来年世界遺産への登録が確実視されているとのことで、5月の連休を使って一足先に行ってみました。 そのあと出雲大社・松江城など出雲の国の観光を楽しみました。
石見銀山駐車場
大森町並み地区
5月3日
ゴールデンウィークと言うこともあって、石見銀山は既に人・車ともにいっぱいでした。ここではパーク&ライド方式をとっていて、自家用車は大森地区・銀山地区に乗り入れ出来ません。駐車場に止めさせて、そこからバスで大森地区に入ります。バスの待ち時間も短く、大森の町並み地区まではすぐに着きました。
しかし、町並みや銀山などは人波でいっぱい、特にバス停の人の列には疲れました。
大森の町並み地区を散策して代官所跡(石見銀山資料館)まで行くと、代官所跡の前に人垣が出来ていて、城上神社の神楽が催されていました。 このそばに大森代官所跡のバス停があり、銀山地区にはここからバスに乗ります。 ここは観光バスや路線バスのターミナルにもなっているので、このあたりが一番の人混みです。
間歩とは坑道のことで、坑道内に入れるのは龍源寺間歩だけで、通り抜けができる様になっています。
坑道の説明は「石見銀山資料館」にあったのですが、石見銀山の特徴は、鉱脈だけを丁寧に手掘りしていたことで
周りの自然環境を壊さずに採掘されていたことだそうです。
ここから大森の町並みまでは2.3kmあるそうなので、もう一度バスに乗って大森バス停に戻ります。
大森バス停では、始発駅ではないので何台かのバスを待たされて、ようやく駐車場行のバスに乗ることが出来ました。
今回の宿は、有福温泉「旅館樋口」。露天風呂付きの部屋をとりましたが、外湯の「御前湯」の方が気に入りました。
大正モダンのレトロな建屋と浴室、お湯も良くて翌朝も「御前湯」に行きました。
右の写真は、御前湯から見た宿の外観です。中央部のすだれと竹垣で目隠しされたところが泊まっている部屋です。
御前湯
湯の流れる川
御前湯の夜景
5月 4日のメインは、出雲大社です。お祀りされているのは大国主命 (おおくにぬしのみこと)。 神楽殿や拝殿の大注連縄は圧巻です。
拝殿 大注連縄
そがの社は、大国主尊の父、須佐之男尊(すさのおのみこと)を祀る社です。本殿の後ろの一段高くなったところにありました。 ひっそりとして、厳かな空気が漂っていました。
そがの社
出雲から今日の宿に向かう途中のR184沿いに見事な奇岩がそびえ立つ渓谷がありました。
海潮温泉は、今夜の宿の「海潮荘」ともう一軒「蛍の宿 山水館」の、宿が2件だけの小さな温泉地です。 しかし、「海潮荘」は日本秘湯を守る会に入っている宿で、湯の良さは折り紙付。巨岩を配した露天風呂は、趣あるものでした。
海潮荘 玄関前
露天とつながっている内風呂
大きな石を配した露天風呂
海潮荘の横を流れる赤川
宿を出て車で10分ほどのところにある、須我神社に立ち寄りました。、 須佐之男尊(すさのおのみこと)が稲田姫と共にこの地「須賀」で日本最初の歌「八雲立つ・・・」を詠み、 宮殿を造って鎮まった「日本初之宮」だそうです。小さいけれど、注連縄・本殿など出雲大社と同じ形に見えました。
200枚ほどある棚田では、田植えが始まっていました。
堀川めぐりは、松江城の内堀・外堀を小舟で一周する遊覧船です。堀にはいくつもの橋が架かっていて、中には低くて狭い通路のところもあり冒険気分です。
水面から見上げる石垣や櫓も見事ですが、車や人、街の動きを下から見上げるのもまた面白いものです。
この後、小泉八雲記念館・武家屋敷を散策して、帰路に着きます。
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