11年ぶりに訪れたパラオは、街の店やホテルの数も増えてにぎわっているようでしたが、大阪からはダイビングシーズンにもかかわらず、直行便が飛んでいませんでした。グアム経由のルートで行くのですが、これがとても疲れるものでした。
関空でまず驚いたのが、この時期高校の修学旅行でグアム便の飛行機が混雑していることです。行きだけではありません、帰りの便も、グアムの空港でも多くの高校生を見かけるのです。又、グアムの空港ではトランジットでもアメリカの入国審査を通らなければなりません、これも往復共です。グアムの空港での待ち時間が5時間ありパラオ到着は夜の9時過ぎになります、さらにビールの値段はパラオのホテルより高いなど、グアム経由は無駄が多い。
夜10時ごろホテルに入り、翌日からダイビングが始まります。ホテルは、パラオパシフィックリゾート(PPR)。今回のダイビングショップはクルーズコントロール、ツアーでセットされているショップです。
朝からきれいに晴れ上がり、海も穏やか。早速ボートは出発したが、思わぬハプニングに遭遇。1つ目のポイントへ向かう途中ボートのプロペラが何かに当たり損傷してしまい、ボートが大きくスピードダウンしてしまった。しかし一本目のダイビングの間に別のボートが到着して、海上でモーター部品の交換を行って、その後のダイビングは予定通り続行。
港からダイビングスポットまで遠く約1時間かかる、このためボート上で休憩して3本を潜ります。1本をキャンセルしても、ボート上で他人が潜っている間を待つので、船に弱かったり体力がないと辛い。
今回のツアーには2日間で4本分のダイビング料金が含まれていました。当初は3日目に早朝ダイビングの追加を考えていましたが、疲れを考えて申込はしませんでした。
Point name:ビッグドロップオフ
時間:Entry 10:54 ~ Exit 11:34
水深:Ave 10.4m Max 16.9m
水温は30度と暖かく波も穏やか。透明度は今一。
流れに乗って潜り、浮上後ボートが迎えに来るスタイル。
ハナグロチョウチョウウオ
Point name:ニュードロップオフ
時間:Entry 12:58 ~ Exit 13:39
水深:Ave 13.9m Max 22.1m
流れやや早くなり、波もやや強くなる。透明度20m、魚の群れも多くなった。
カスミチョウチョウウオ
ヨスジフエダイ
オオメカマス
オレンジフィンアネモネフィッシュ
Point name:ジャーマンチャネル
時間:Entry 14:54 ~ Exit 15:43
水深:Ave 13.2m Max 19.5m
透明度は10m程度、着底してしばし待つ程に、目の前にマンタが現れた。
マンタ
マンタ
マダラタルミ
ネムリブカ
今日も天気は良く、風、波ともに穏やか。今日は3本ともブルーコーナーに潜った。流れが速いがその分透明度が良く、パラオらしいきれいな海中が見れるポイントです。でも2本目のダイビングでは1本目と同じ印象になってしまいました。
Point name:ブルーコーナー
時間:Entry 10:37 ~ Exit 11:18
水深:Ave 13.2m Max 20.6m
流れ早い。カレントフックを使用しゆっくりと景色を観測。安全停止の時、足下をイルカの群れが通り過ぎて行った。
ナポレオンフィッシュ
バラクーダ
オグロメジロザメ
イルカの群れ
Point name:ブルーコーナー
時間:Entry 12:08 ~ Exit 12:54
水深:Ave 14.5m Max 23.1m
他のチームメイトが休憩してしまい、ガイドと2人だけで潜りました。
バラフエダイ
クリーニング中のサメ
タイマイ
クマザサハナムロ
ヒメフエダイ
ロクセンヤッコ
ホホスジタルミ
Point name:ブルーコーナー
時間:Entry 14:08 ~ Exit 14:50
水深:Ave 14.0m Max 18.8m
流れが逆になり右手が壁、同じ場所でも雰囲気が変わった。
ギンガメアジ
サザナミトサカハギ
クロユリハゼ
モンガラカワハギ
ロウニンアジ
今日も3本潜って、すっかり疲れました。今回のパラオのダイビングではマンタとイルカと良いものを見ることができ満足です。
今日は一日ホテルでゆっくりして、リゾートを楽しみます。パラオパシフィックリゾート(PPR)は今年創立30周年で、この日に記念イベントが組まれていました。
子亀の放流
午前10時、プライベートビーチで子亀 3匹の放流が行われた。